実績があるほうが合格しやすいのか

実績があるほうが合格しやすいのか

俳優養成所に入所するためには所属試験を受けることになります。学生時代に演劇の経験があったり、演劇関係で賞をもらっていたりして実績があるのであれば、それが有利になるのではないだろうかと考える人もいるはずです。
結論から言うと、そういった人が有利になる可能性もあれば不利になってしまう可能性もあります。もしも受賞経験などがあるならば、レベルが高いのだろうと期待されてしまうので、面接などで演技を披露したときに厳しく評価される可能性があるでしょう。
もちろん面接でも高い演技力を発揮することができればプラスに見てもらうことができますが、ミスがあった場合などはマイナスに取られてしまう可能性があります。
サークルなどの団体で受賞している場合は、他の人に力があったから受賞できたと思われることもあるでしょう。
俳優養成所の試験を受けるときは実績があるとアピールになることもありますが、反対に厳しく見られることにつながる場合もあると知っておかなければなりません。

俳優養成所のオーディションで特待生に選ばれるには

俳優養成所の中には、特待制度を設けているところもたくさんあります。誰もがなれるわけではなく、求める人材にマッチしていて、一定のレベルに達していると判断された場合にのみ適用されます。
その際に得られる待遇は俳優養成所によって様々ですが、一般的に多いのは費用面での優遇措置を取り入れるケースです。
例えば、初期費用が免除されたり、レッスン代が無料や値引きをされたり等、内容は俳優養成所ごとに異なります。
このような待遇を受けられるのなら特待生として受かりたいものですが、そのためには入念なリサーチが必要です。これまでの傾向からどのような人が受かりやすいかをまとめているサイト等もありますので、これらを上手く活用して対策を立てましょう。
ただし、調べることで分かる情報は、俳優養成所自体が公開しているものではないことがほとんどですので、信頼性についても各自でチェックしなければなりません。
情報を精査して、信ぴょう性の高いものを選ぶことも重要です。